理事長ご挨拶

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NPO法人 神奈川県視覚障害者福祉協会 理事長からのご挨拶を掲載しています。
ご挨拶

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ご挨拶

私ども、神奈川県視覚障害者福祉協会につきましては、昭和二十三年に現在の団体の元となる神奈川県盲人協会が設立され、以来、県内の視覚障害者を対象として、福祉の増進を図る活動を進めてまいりました。

この間、昭和四十七年には、神奈川県身体障害者連合会の中に再編され、組織的にも大きくなってまいりました。

その後、この連合会の中におきまして、視力部会として関係する障害者団体と共に様々な活動を進めてまいりました。

しかし、障害者を取り巻く環境の変化には、大変めまぐるしいものがあり、迅速な対応と、より一層の福祉の充実が強く求められる状況が生じてまいりました。

中でも、視覚障害という特性に合わせた福祉制度の拡充、社会参加に必要な施設整備、情報提供への対応などが重要な課題となってきております。

これに加え、それぞれの障害者団体間の協調と連携の強化が欠かせないものとなってまいりました。

こうしたことに対応するためには、各障害者団体がそれぞれの障害を代表した団体として認知されるとともに、同等な立場で責任を持った発言を行なっていくことが必要であると考え、当福祉協会としても、社会的に認められる団体としてどのように対応していくかなどについて、数年前から検討を進めてまいりました。

その結果、さまざまな課題や社会的環境に対応し、今後の視覚障害者福祉の増進を多角的に進めていくためには、NPO法人(特定非営利活動法人)として独立することが必要と考え、法人格の取得に向けた手続きを行ってまいりました。

そこで、平成16年9月24日に神奈川県よりの認証手続きが終了し、十月一日を以って横浜法務局大和出張所への登記が完了いたしました。

これを契機といたしまして、責任のある団体として、数々の社会福祉事業を展開すると共に、視覚障害の当事者団体として、より一層、県内の視覚障害者のために、役員と会員一同が手を携えて力を注いでまいります。

関係者の皆様におかれましては、今まで以上のご指導・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

さらに、現在視覚障害を持ち悩んでいる方々がございましたら、ぜひご紹介いただきますようお願い申し上げます。

NPO法人 神奈川県視覚障害者福祉協会
理事長 鈴木 孝幸(すずき たかゆき)